プレミア
高濃度ビタミンC 点滴
(アスコルビン酸)
ビタミンC(アスコルビン酸)は、皮膚や骨・腱、血管に多く含まれるコラーゲン線維の生成に必須の化合物です。不足すると、コラーゲン合成が阻害され、血管がもろくなり出血を起こし、壊血病を引き起こす可能性があります。また、優れた抗酸化物質として、自身が酸化されることで他の物質を還元する特性を持っています。そのため、生体内の酸化還元反応や金属イオンを介した酵素反応の補助因子として重要な役割を果たします。
ビタミンCを用いたがん治療の研究は数十年にわたり行われてきました。2005年には、アメリカ国立衛生研究所(National Institute of Hearth: NIH)が、ビタミンCのがん細胞に対する作用機序に関する論文を発表し、これを契機に世界各国で臨床試験が行われるようになりました。現在では抗がん剤との併用療法など、がん治療の補助的なアプローチとしての活用が進められています。
高濃度ビタミンC点滴療法は、経口摂取できない高用量のビタミンCを血液中に直接投与することで急速に血中濃度を上げることに実現できます。この治療法は、がんや動脈硬化症などの病気に加え、強力な抗酸化作用による美肌・美白・アンチエイジングにも効果的です。
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なぜビタミンCは点滴で摂取するのが効果的なのか
人間はビタミンCを体内で生成することができないため、経口または静脈から直接的に摂取する必要があります。
しかし、ビタミンCは水溶性であるため、経口摂取しても、その多くが吸収されず尿といっしょに排泄されてしまいます。そのため、やみくもにビタミンCを沢山傾向摂取しても非効率的といえます。また、吸収されない分は腸内に留まることで軟便、下痢、腹痛といった消化器症状を引き起こす可能性があります。
一方、ビタミンCを静脈内に投与すると、消化管での吸収率の限界を回避でき、血中濃度を経口摂取時の20~40倍にまで高めることが可能です。これにより、ビタミンCを効率的に全身の細胞へ行き渡らせ、より高い抗酸化作用や治療効果が期待できます。
摂取量と頻度の目安
高濃度ビタミンC点滴療法は、目的に応じて摂取量と頻度を設定することで、より理想的な効果を得やすくなります。
美容やアンチエイジング、疲労回復を目的とする場合は、12.5g~25gの高濃度ビタミンC点滴を2~3週間に1回のペースで点滴することをおすすめします。定期的なケアを継続することで、肌のトーンアップや疲労感の軽減など、効果を実感しやすくなります。
一方、がん予防を目的とする場合は、まず12.5gからはじめ、体調やご希望に応じて25g、50gと段階的に増量していくことが可能です。この場合、1~2週間に1回の頻度で継続的に受けることで、より高い効果が期待できます。
高度のビタミンC点滴の副作用
穿刺部疼痛
- 原因:高濃度ビタミンC点滴は浸透圧が高いため、点滴開始時に刺入部に痛みが生じることがあります
- 対処法:点滴速度の調整や腕を温めることで軽減できます
低血糖
- 原因:ビタミンCとブドウ糖は化学構造が似ているため、体内でビタミンCをブドウ糖と誤って認識し、血糖を下げようとしてインスリンが過剰に分泌されることが原因です
- 対処法:点滴前に食事をとり、点滴中に糖分を補給することで軽減できます
眠気
- 原因:ビタミンCの抗ヒスタミン作用によって、眠気が生じることがあります
- 注意点:点滴後は車の運転などにご注意ください
脱水、口渇感
- 原因:高濃度ビタミンCの利尿作用によるものです
- 対処法:水やお茶など、糖分のない飲み物で水分補給することで軽減できます
低カルシウム血症
- 原因:ビタミンCにはカルシウムを尿として排出する作用があるため、低カルシウム血症を起こすことがあります
- 症状:手や足がつる感じや手足のしびれなどの症状が出ることがあります
- 対処法:カルシウム製剤の投与で速やかに改善できます
結石(ごく稀)
- 原因:ビタミンCの代謝物であるシュウ酸が尿中で増加し、シュウ酸カルシウム結石を結成することがあります
- 予防法:十分に水分を摂取することで予防できます
高濃度ビタミンC (アスコルビン酸) 点滴の流れ
①初回:診察と血液検査
- 医師による診察
- G6PD血液検査
②2回目:点滴開始(12.5g)
- G6PD欠損症がみられない場合、高濃度ビタミンC12.5gの点滴を行います
③点滴後の内服継続
- 点滴の翌日から次回の点滴まで、ビタミンC(シナール配合錠)を毎日服用します
④継続的に行う
- 2~3週間に1回のペースで点滴を継続すると、効果を実感しやすくなります
- 体が慣れてきた方は、高濃度ビタミンC25gへ増量することも可能です
高濃度ビタミンC (アスコルビン酸) 点滴がおすすめの方
- にきびができやすい・治りにくい方
- 飲酒される方、喫煙される方
- 肌のシミやくすみが気になる方
- アンチエイジングに興味のある方
- 疲労感やダルさ・ストレスを感じやすい方
- 風邪をひきやすい方
- 美白効果を期待する方
- 抗酸化療法に興味がある方
- ガン予防を考えている方
価格
G6PD検査
| 初診料 | 1,500円(税込) |
| G6PD検査費用 | 8,800円(税込) |
高濃度ビタミンC点滴(日本製)
| ビタミンC点滴12.5g (G6PD検査不要) |
8,800円(税込) |
| ビタミンC点滴25g (要G6PD検査) |
13,200円(税込) |
| ビタミンC点滴50g (要G6PD検査) |
25,300円(税込) |
コース価格
高濃度ビタミンC12.5g
| 3回コース |
25,500円(税込) |
| 5回コース |
41,500円(税込) |
| 10回コース |
79,000円(税込) |
高濃度ビタミンC25g
| 3回コース |
37,500円(税込) |
| 5回コース |
60,000円(税込) |
| 10回コース |
111,000円(税込) |
※2回目以降は診察料等は一切かかりません。
α-リポ酸との併用でビタミンCの再活性化を促す
α-リポ酸は強力な抗酸化作用を有するだけでなく、一度体内で消費されたビタミンCを再活性化する働きを備えています。ビタミンCとの併用により、細胞の酸化ストレスを軽減するとともに、血糖値の低下、炎症抑制、皮膚の抗老化、神経機能の改善など、多岐にわたる健康効果が期待できます。
| α-リポ酸 | 1,500円(税込) |
シナール配合錠(内服)
シナール配合錠は、ビタミンC(アスコルビン酸)とビタミンB5(パントテン酸カルシウム)を主成分とした内服薬です。これらの成分はメラニンの産生を抑制することにより、シミ予防や色素沈着の改善に効果があります。また、コラーゲン生成を促進させ、肌のハリと弾力の回復をサポートします。さらに、新陳代謝を促進し、免疫力を高めることで、風邪などの予防にも役立ちます。点滴と組み合わせて、相乗効果が期待できます。
| シナール配合錠 | 1,500円(税込)/33日分 |
※初診料は1,500円(税込)かかります。2回目以降は診察料がかかりません。
※厚生労働省が認可した病名以外の方は自費での治療となり、美容目的でのビタミンC (アスコルビン酸) 点滴は保険適応外となります。当院では自費診療のみでの取り扱いとなります。あらかじめご了承ください。
